前年の秋に芝川に来た時、水は清く、ヤマメも濃く、久々の好釣り場を見つけたと喜んだ。
しかも、音止ノ滝下流の本流で「徳一号」が40㎝級の大ヤマメのライズを2ヶ所で見てしまい、今回も胸ときめかせてやって来た。
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だが、私は再び訪れて見た芝川にいささか幻滅していた。 田貫湖への橋が架かる本流付近は渓相は良いものの底にドロがたまり、お世辞にも清冽とは言えない流れである。 足形橋下流に至っては取水された流れにポイントも少なくゴミだらけでこんなはずでは・・・と残念でたまらない。 どうやらしばらく大雨が降っていないせいと区間によって、綺麗な流れの所とそうではない所があるようだ。 この日、「徳一号」は好調で小沢でヤマメの入れ食いを堪能し足形橋下流の本流でもヤマメを釣り上げた。 私は、すぐ上の好ポイントがオンパレードの足形橋付近で、本日のラストを向かえる事にした。 |
![]() 芝川の水が綺麗な区間 |
橋下の瀬で速いアタリが有り、2度目のアタックでヤマメをフッキングしたが、23㎝程度のヤマメなのに抵抗するのですぐにスレだと分かった。
案の定、白い腹にフッキングしていた。
本日同行している、「ぺー」君と「チョー」君も集まり、3人で橋上の大淵を狙うことにした。
大岩の上で釣り支度をしていると、いきなり大きな波紋を発見!よく見るとあちこちでヤマメが泳いでいる。まるで水族館のようだ。
大小3尾のヤマメがお互いの尾を追うように一列になってクルージングしているかと思えば、水面に浸かっている木の枝の横で、波紋を起こす奴もいる。
小さなヤマメもエサを追って右往左往している。
息を押し殺して絡まった仕掛をゆっくりと直そうとするが、最近老眼が始まったせいで一向にはかどらない。
せっかくのチャンスを逃してはならないので、「ぺー」君にライズのあるポイントを譲った。その時である。
対岸道路下の一枚岩に囲まれた湯船のようなポイントでバシャバシャッ!と派手な炸裂音が聞こえ、その上の道路で覗いていた「チョー」君が
「先生、こいつらケンカしてますよ!」と叫んだ。

それはまさに闘犬が地面を転がりながら噛み付き合う姿そっくりで、
どう猛な顔をした尺は優に越す2尾の大ヤマメが、今にも岸に上がって来そうな勢いだ。
3人の人間に囲まれていることなど、眼中に無さそうだ。
先程の列をなしたクルージングと言い、目の前で起きているけたたましいライズと言いペアリングと思わせるものがあるが、今は4月上旬。産卵期なわけが無い。
パニックになりそうな心を落ち着かせ、シバキ合う大ヤマメのライズを見つめていると、昼間から大量にハッチしている#18の黒いカディスを奪い合っているのだと言う事がやっと理解出来た。
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木の枝の横の波紋を狙っていた「ペー」君が、「釣れた!」と声を上げたので振り向くと、 28㎝のヤマメをごぼう抜きにしたところ。 カディスにドラグがかかってしまったらとたんに銜えたそうだ。 「チョー」君も大ヤマメのライズが止んだ後も水面にフライをを落とし粘っていたが、スーッと寄ってきてはユータンされることの繰り返しだったそうだ。 この足形橋付近は夏はブヨが多いので、釣りは不可能だと思う。 |
![]() 田貫湖周辺の芝川間 |
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1,000円
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2,800円
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3,990円
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